海外掲示板Redditでは、「合法的に人を殺めた経験がある人、その経緯と今も影響があるか?」という重いテーマの投稿が話題になりました。日本では馴染みが薄いテーマですが、さまざまな事情や立場からの生々しい体験談が寄せられています。以下、印象的だったいくつかのコメントを対話形式でご紹介します。
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User3「20歳のとき、友人宅で強盗に遭遇。友人と犯人が揉み合いになり、私はショットガンを取って応戦。撃った瞬間は覚えてなくて、アドレナリンで体が勝手に動いていた。18年前のことだけど、今も鮮明に思い出す。正当防衛だったけど、自分が正しかったのか悩み続けた。でも、今は“生き残ったこと”を受け入れている。」
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User2「2022年に、遺伝性の神経筋疾患で苦しむ10歳の息子の人工呼吸器を外す決断をした。最期は手を握って見送ったけど、その日以来毎日悪夢にうなされている。本当に辛い。」
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User5「18歳の誕生日に父からもらったナイフで、自分を襲ったレイピストを刺した。罪悪感は一切ないし、今も後悔していない。」
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User13「友人女性の引っ越しを手伝っていたら、元彼(薬物中毒)がナイフで襲ってきた。もみ合いの末、首を絞めてしまい彼は亡くなった。正当防衛と認められたが、友人とは疎遠に。事件後は薬物中毒者を見るだけで不安になる。」
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User16「道路に飛び出してきた歩行者を車でひいてしまった。今もその夜のことを夢で見て汗びっしょりで目覚める。」
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User9「自宅に侵入した2人組を撃った。一人は死亡、もう一人は障害が残った。自分の命を守ったので、罪悪感はないし今も眠れない夜はない。」
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外国人からこんな反応が寄せられています。
「家族のために延命治療の中止を決断した」「強盗や侵入者への正当防衛」「事故による加害」など、状況や感情はさまざま。多くが“自分が正しかったのか”という葛藤や、心の傷、時に罪悪感を抱え続けている様子が伝わってきます。
総括:
命に関わる選択は、正当な理由があっても心に深い爪痕を残すようです。海外でも、その苦しみや葛藤は共通していると感じました。
出典:Reddit(英語)