イギリスで「忍者刀」などの刃物規制強化、1,000本超が自主返納──海外の反応が話題に

イギリスで7月、ナイフ犯罪対策の一環として「忍者刀」などの特定の刃物禁止が始まり、1,000本を超える武器が自主返納されたことがニュースになっています。政府は若者を中心に、武器をアムネスティ・ビン(回収ボックス)や移動回収車に預けるよう呼びかけたとのこと。ゾンビナイフやマチェーテ、忍者刀なども対象に含まれ、SNSでの販売規制強化も進めているようです。

このニュースに対し、Redditでは多くのユニークなコメントが寄せられていました。特に印象的だったものを紹介します。

──外国人からはこんな反応が寄せられています──

User2「イギリスのナイフ犯罪って、ほとんどが普通のキッチンナイフで起きてるんじゃないの?これってあまり意味ない気がする。」

User5「イギリスって本当に“忍者”を恐れてるのか知りたい。昔『Ninja Turtles』も“Hero Turtles”に変えられてたし、武器も全部日本風じゃなくなってた。なぜか忍者関連がめちゃくちゃ規制されてるけど、女王が服部半蔵に襲われたとか?」

User6「“そのバターナイフ、ライセンス持ってる?”っていうミームが現実になってて笑ってしまう。」

User7「刃物を自主返納する人と、実際に刺傷事件を起こす人に重なりはないよね。これって冗談でしょ。」

User9「イギリスで忍者刀が実際に使われた犯罪ってどれくらいあるんだろう?効果を見積もりたいんだけど。」

User12「これ、全部パフォーマンスにしか見えない。こんな方法じゃ本質的な問題は解決しないよ。」

User19「この規制で、寿司用の長い包丁みたいな専門的な刃物も影響受けるって話があった。でも政府の答えは“もっと長い包丁を買ってください”だったらしい。」

User16「この法案に反対する忍者が100万人でデモ行進したけど、誰も気づかなかったらしいよ。」

──

コメントを読むと、イギリス政府の「忍者刀」規制は実効性や合理性に疑問を持つ声が多いようです。ユーモアを交えつつ、日本文化への関心や規制の本末転倒ぶりを指摘する意見も目立ちました。日本人としては、海外での“忍者”イメージが意外な形で現実の法規制に影響していることに驚かされますね。

出典:Reddit(英語)

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