日本のIT業界が、G7(主要7か国)の中で最も大きな労働生産性の低下を記録したことが話題になっています。日本生産性本部のデータによると、2019年から2023年にかけてIT分野の労働生産性は13%も減少。アメリカでは27%、イギリスでも9%増加したのとは対照的です。なぜ日本のITはこれほどまでに苦戦しているのでしょうか?
このニュースを受けて、海外のネットユーザーからも多くのコメントが寄せられました。以下、特に印象的だった反応をいくつかご紹介します。
──
User1「日本の生産性?もともと最下位だったのが、さらに下へ行ったってこと?最下位を2回取る勢いだね。」
User2「優秀なエンジニアがどんどん日本を離れて、自国や海外企業でリモートワークしてる。自分は家族やローンの関係で残ってるけど、職場の環境がどんどん悪化してる。オフィスへの強制出社、意味不明な評価制度、福利厚生も減って、給料も2年近く上がってない。AI導入も無理やりだし、“嫌なら辞めろ”って雰囲気。だからみんなやる気がなくなって、実力の半分も出してない感じ。管理職は責任を取らないし、これじゃ海外の優秀な人も来てくれないよ。」
User3「日本の会社にIT職で応募したとき、課題のコードがひどくて改善案を出したら、“うちで働くなら先輩のミスは指摘しないで”って言われた。悪いコードもそのままにしろってこと?他の会社もそうなのかなって思った。」
User5「日本の生産性や効率の良さは神話だよ。書類仕事や無駄な手続きが多すぎる。ちょっとしたことでも何重もの承認が必要。何十年も変わってない。」
User6「インスタでは“日本は2050年を生きてる”って言われてるけど、現実は“1995年”だよね。」
User12「外国人を追い出そうとし続けるなら、日本の生産性はもっと悪くなるよ。日本にはネットやパソコンを怖がってる世代が多いし、学ぶ機会もなかった。これから大変なことになると思う。」
User13「日本の企業はイノベーションをあまり重視しないし、リスクを取らない傾向がある。これじゃ新しいことを学んだり改善したりできないよね。」
──
このように、海外からは「古い体質」「変化を恐れる文化」「無駄な手続き」などに厳しい指摘が目立ちます。日本のIT業界が今後国際競争力を取り戻すには、働き方やマネジメント、技術への柔軟な対応が不可欠なのかもしれません。コメントを読んでいると、現場のリアルな苦労やもどかしさが伝わってきました。
出典:Reddit(英語)